第1話 イルカの歓迎でココス島へ
メリッソの沖合3kmにポッカリと浮かぶように横たわるグアム最南端の島ココス島。美しいサンゴ礁に囲まれたこの島では、数々のアクティビティが楽しめる。今回10回目のグアムにして初めてココスへ上陸する。今日は一日大自然の中で心の洗濯、リフレッシュをすることにしよう。
グアムが大好きでローカルに憧れ、毎年レンタカーでグアム中をドライブし、チャモロビレッジ、今はなきドッグレース場、朝市とローカルの集まるスポットをまわり、ビーチではマイマスクとシュノーケルでお魚たちと遊んできた。
しかし、今回はパワーを全開させ、これまでにやったことのないアクティビティを、おばあちゃんと子どもたちに体験させたくて、選んだのがココスという訳だ。ホテルからココス対岸のメリッソまで、快適なバスで南部観光気分を味わいながら行く、というのもいいけれど、念願の野生イルカが見たくて途中のアガットマリーナから出発する、ココスのイルカウォッチングツアーでココスに入島することに・・・。
約30人乗りのカタマラン船で、すがすがしい朝の海に出港だ。水平線は天気に恵まれキラキラと輝いていた。時々静かなな海面をトビウオが飛んだ。グアムのフィリピン海側に沿って進んで行く。切り立った断崖や静かな入り江の風景を楽しみながら、イルカの出現に期待を寄せる。
船上は爽やかな風が心地よい。キャプテンが昨日はたくさんのイルカに出会ったというのでワクワクする。と、アッ、いたいたイルカの群れだ。親子で泳いでいる。こんなに近くで野生イルカの親子を見たのは初めてだ。おチビちゃんがジャンプを見せてくれた。きりもみジャンプだおみごと。なんてフレンドリーなイルカたちだろう。 やがてイルカたちはボートに近寄りボートの前を横を並走して行く。猛スピードでボートと競争したかと思うと、四方八方に散らばり再びジャンプやスピンを見せてくれた。そしてまた静かな海に戻り、今度はゆっくりと息継ぎしながら泳ぐイルカたちが目に入る。他のイルカのボートもやって来た。あっちにもこっちにもかなりの数のイルカがいそうだ。
グアムでよく見るイルカはハシナガイルカ(スピナードルフィン)で、水族館のイルカより小型の体長2mくらいのイルカだ。20~30頭の群れで子育てしながらココス近海で暮らしている。
神秘的な野生イルカの出現は衝撃的で感動だった。そのあとは「可愛かった~」の連発。パパは「一緒に泳ぎたかった~。3分は潜っていられるもんネ~。前世はイルカだもん。」と上機嫌。今日もラッキーな一日になりそうだ。
ほぼ同時にメリッソからやって来たココスの専用シャトルボートも到着。帰りはこのボートでメリッソへ渡りバスでホテルへと帰る。




